Ankerの掃除機!? Eufy HomeVac S11 Go 購入しました

Anker社が掃除機を出してる、と聞いたら驚く人も多いんじゃないでしょうか。僕もそうでした。

そもそもAnkerを知らない方のために書いておくと、AnkerはモバイルバッテリーやUSBハブなどのPC周辺機器、スマホの充電器関連などで強力なラインナップをもつメーカーです。

うちでもモバイルバッテリーを使ってます。

なんでもGoogle出身の若者が立ち上げた会社ということもあって、品質にも一定の評価を得ています。Amazonに似たような商品を並べている無名の安かろう悪かろうな中華メーカーとは一線を画す存在です。見慣れていないとなかなか見分けがつかないんですけどね。

目次

Ankerの掃除機ブランド「Eufy」

そのAnker社の掃除機ブランドが「Eufy」です。

ここ数年はこういうルンバのパクリロボット掃除機がメインだったんですが、最近ダイソンのパクリスティック型のコードレス(つまり充電式)掃除機の新作が発表されました。それがEufy HomeVac S11 Go。スティック型の新作は数年間出ていなかったので、実に久しぶりの新製品ということになります。

これを買いました。

まあ正直なこと言うとブランド買いです。僕のようなガジェット好きからするとAnker製ってだけでなんか安心感あるんですよね……。でもこれは強ち間違っていないと思っていて、コードレス機で重要になってくる大容量バッテリーについてAnkerはモバイルバッテリーで実績を積んでいます。そもそもルン……ロボット掃除機はコンスタントに製造してきていて評判も悪くないですから、そのへんを信頼して実物見ずにAmazonでポチっちゃいました。

というわけで実際に使用してみたのでレビューしてみたいと思います。ガジェット系サイトで提灯記事?的なのはいくつか出てますが、実際のところどうなのか気になってる人、けっこういるのでは?

外観(写真後で載せます)

製品の見た目ですけど、正直チャチいです。カラーのせいもあると思いますが、本家のダイソンなんかと比べると数段安っぽい。各パーツの一つ一つにコストカットを感じます。ただ掃除機はインテリアではない。僕は特に文句ないです。インテリアとして飾りたい人はカッコいいやつを買うべきですね。

充電まわり

この製品、アマゾンの当該ページを見ても充電方法がよくわからないんですが、電源アダプタから伸びるコードを直接バッテリーの端子にぶっ挿す方式。壁にねじ止めするタイプのホルダーが付属していまして、メーカーとしては使用していないときはそこにセットして壁掛け収納してくれ、ということなのだと思いますが、セットしたら勝手に充電されるとかそういう機構は一切ありません。手動で線をぶっ挿す必要があります。

ちなみにバッテリーは着脱式なので、本体の収納場所の近くに電源がない場合はバッテリーのみ本体から外して充電することも可能。これはありがたい。

専用ホルダー

先述した通り壁掛け収納を前提とした商品ですが、日本家屋や賃貸では使いにくいですね。自立もしませんので、ここはどうすべきか迷いどころです。僕はもう床に定位置を通って転がしておき、そのまま電源コードを刺して充電してます。人によっては許容できないかもしれないですね。

バッテリー

バッテリーは2500mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載。僕の場合は自宅二階の2部屋10畳を掃除できればいいので、容量で困ったことはありません。フルパワーで公称25分稼働です。大掃除でもしない限り、十分かな。

吸引力

充電式のスティックタイプということで吸引力は不安材料かと思いますが、個人的には満足です。そもそも日常的な掃除でボーリングの球を持ち上げるような強烈な吸引力は不要なんですよね。

カーペットに落ちた砂粒やパンくずなんかを十分吸い込んでくれますし、布団に使用してもしっかりホコリを吸ってくれます。

重量・サイズ感

結構重いです。ダイソンの超軽量モデルなんかを想像していると、Eufy HomeVac S11 Goはかなり重く感じます。この機種はあくまで「スティックタイプ」であり、「ハンディタイプ」ではない。メインのロングなアタッチメントを付けて、床に本体の重さを預けて掃除することを想定した商品です。

ミニノズルも付属し、これに付け替えるとハンディタイプのような、片手で持って気軽に使いたくなるスタイルになります。実は僕はこの用途で使うことが多く、特に問題はないんですが、非力な女性やお年寄りにはきついと思います。実際、関節が弱い妻はこういう使い方はできないと言ってます。

お値段

さて、ここまでかなりあけすけにデメリットを挙げてきましたが、個人的にはそれでも大満足、買ってよかったと感じています。それは二万円を大きく切るお値段のせいでしょう。執筆時でAmazon価格「¥17,800」。

性能も使い勝手もそれなりですが必要十分、この価格なら納得です(人によってはだめかも)。自分の使い方にあっていると感じたら買って損はないです。

メンテナンス性

最後に追記しておくと、このモデルはダストカップはもちろんプレフィルター、ポストフィルターなど各パーツ取り外して水洗いできるので日常的なメンテはとても楽です。

ただし気を付けなければならないのが、プレフィルターを水洗いしたあと生乾きで使用するとひどい悪臭の原因になることです。僕はこれをやってしまって、フィルターを買い換えました。

まあ、それで気が付いたんですが、そもそも洗ったフィルターを乾かしている間掃除機を使えないのは現実的ではないので、スペアをあらかじめ買っておくのはこの機種では必須だと思います。しかしさすがに良コスパメーカーAnker。高性能フィルター (×2)、プレフィルター(×3)が入った交換用フィルターキットが「¥1,790」送料無料で買えちゃいます。これはすごくいいですね。国産メーカーだと倍はとられそう……。

今後も気になる点などが出てきたら追記していく予定ですが、今のところはこんな感じです。

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