イラスト用にiPad Pro 12.9inch (2018)とApple Pencil(2nd)買いました

買ったもの

僕の妻はアニメーターというレア職の人でして、子育て中の今も在宅でぼちぼち稼いでくれてます。その妻が「iPad Proがほしい!」と言い出しました。「iPadがあればデジタルの仕事も受けられるのに~」とのこと。

僕自身、趣味で多少イラストを書いたりするので「液晶タブレット欲しいなあ」とぼんやり思っていたこともあり、買っちゃいました。
じゃーん!

iPad Pro 12.9inch (2018)とApple Pencil(2nd)ですね。

正直な話、液タブは中華製でコスパ高いのがたくさん出ていますし、「ほぼイラストにしか使わないのに本当に総額15万以上も掛けてiPad Proを使う必要はあるのか?」という気持ちはあったんですが、妻の「いちいちPC立ち上げるのは面倒、手軽にさっと使えるのがいい」という意見を尊重し(押し切られ)ました。

使い勝手はどうか

まだ数日ですが、使ってみた結果としてはかなり満足度高いです
カバー外したらすぐに電源が入って、10秒以内に描き始められるってのがやはり良い。下手したらスケッチブックより早いです。

「PC+液タブ」と比較すると、感覚的にはエレキギターとアコギくらいの差は感じますね。エレキだとアンプの電源入れてケーブルつないでツマミいじってセッティングしてから「さあ練習」ですが、アコギだと手にとってそのまますぐに弾き始められるという。伝わります?

肝心の描き心地も非常になめらか。描画の遅延もほぼ感じません。
いわば液タブなので当然ですが、手の動く距離と実際に描画される線のサイズが同一なので板タブと比べで非常にダイレクトに描いている感があります。
液晶も高精細で発色がよく文句ないです。

あとはアプリの使い勝手がどうかって部分でしょうか。
今のところ僕はProcreate、妻は無料のメディバンを使っていますが、ネット上に解説が転がりまくっているので不自由しないですね。

Proじゃない方のiPadと比べてどうか?

ちなみに、新型の無印iPadでもApple Pencilが使えるようになってるんですよね。
リサーチ中には「ちょっとお絵かき」程度ならそちらで十分、という声もずいぶん聞かれましたが、我が家の場合は妻のプロユースを考えて画面サイズと処理能力に勝るProの12.9インチを購入しました。

僕個人だったらどうか?というと、僕の場合もっと大きなサイズの中華液タブが比較対象だったのでやはり無印は小さいですね。
また、無印は実際に描いてみると液晶のフレッシュレートの関係か、描画の遅延がかなり気になりました。Proだと紙に書くような感覚でペン先が画面に触れた部分にインクが乗っていく感じなのですが、無印は素早い動きで線を引いたらペン先を追いかけるように少し遅れて描画がついてきます。慣れの問題かもしれませんが、快適にお絵かき、というわけにはいかないなと感じました。

iPadはアニメのデジタル仕事にも使えるのか?

で、「デジタルの仕事も受けられる」と言っていた妻ですが、iPadでも仕事はできるのか?という点。

彼女はPC音痴なのでアプリの操作と悪戦苦闘しながらですが、すでに簡単なイラスト系の仕事は受けているようです。

しかし!
本業のアニメの仕事はというと、簡単には行かなかったようですね。
というのも、メインの取引先である制作会社さんの場合、データの流出などを恐れてか、会社から支給されるセキュリティ対策済みのワコムの一体型端末(Mobile Studio Pro)を使わないとデジタル作画は行えないという制約があったのです。
予め確認しておけよって話ですが、アニメ業界ってそういう事前連絡とか非常にずさんなんですよね……。

iPadでもモバスタでも業界標準の「クリスタ(Clip Studio)」を使えるのですが、だからといって同じように仕事ができるわけではない、ということは覚えておかなければいけないようです。
あとiPad版のクリスタは月額課金のみ。

購入した保護シートとカバー

iPadでイラストを書くのに、ツルツルの面に硬いApple Pencilでカツカツと描いていくとディスプレイ表面の傷も気になるし、紙に書くのと感覚が違いすぎるので、まあいわゆる「ペーパーライク」なタイプの保護シートを貼りました。

実際に購入したのはこれ↓

すこしザラザラしていて、紙と鉛筆の感覚に近づきますし、反射が抑えられるのも嬉しい。インカメラを覆わないのでFace-ID(顔認証)にも影響なし。シート貼るの苦手なんですが気泡も入らないように貼れたし、今のところ問題ないです。

ただノングレアタイプはどうしても表面の透明度が下がるので、映像の美しさみたいなものをiPadに求めている方には向かないでしょうね。貼らないとめちゃめちゃ描きにくいってほどでもないなと個人的には感じました。慣れです。

あと、傷防止とお絵かき時に角度をつけるためにカバーも買いました。
でも純正は高すぎるのでこれを↓

中国製で4000円以下ですが純正と比べてもさほど遜色ないです。
難があるとすれば、ちょっと重い。これ本体の磁力を使ってくっつくタイプなので多分カバー内に鉄板を仕込んでるんでしょう。まあそれに関しては純正のカバーも重いですからね。

機能的には2タイプの置き方が選べて、僕や妻が絵を書く時にも、娘がヒカキンの動画を見るときにも便利。カメラ穴も問題なし。

高いけど買ってよかった

デジタルイラストへの敷居がとにかく低くなったことで、ちょっとしたスキマ時間にも筆を(Apple Pencilですが)持つ時間が増えました。この点は妻も言っていて、趣味のイラストを書いてSNSで公開……なんて今までは面倒臭すぎて出来なかったけど、iPad Proでならできる、とのこと。

ただ、当然なんですけど、いいガジェットを使っても本人の画力が上がるわけではないので、とにかく練習だなーって思いました。で、端末の処理能力が向上してアナログライクな表現が可能になってきたぶん、むしろ「アナログで書ける」ことの重要性が増してきたのかな、とも思ったり。あとヒカキンの面白さは全然わかんないです。

コメント