先日、昔ながらの「カブらしいデザイン」に回帰した新型スーパーカブの販売が開始され、評判もまずまず、カブファンもおおむね歓迎ムードのようです。(というか、先代がちょっとひどすぎたんじゃないかと思うんですけどね……)
私も先日の記事「国産回帰する新型スーパーカブはリトルカブの代わりになるのか?」でそれに触れ、レトロ感が復活した新型スーパーカブはリトルカブのデザインを気に入って購入を検討していた層にとっても、110ccの新車としては検討の余地があるモデルになっているのではないか、というようなことを書きました。
新型クロスカブが「市販予定モデル」として発表!
今回はそのスーパーカブに加えて、派生機種の「クロスカブ」の新型の発表です。
先代のクロスカブは中国製のスーパーカブをベースにアウトドア系の味付けを施したモデルでしたが、まあ、新型クロスカブも同様ですね。
国内生産となった新型スーパーカブがベースになっています。この辺の関係性は画像を見ても一目瞭然です。
ホンダの遊び心と本気度を感じるルックス
ただご覧いただくとわかるように、今回のクロスカブの「味付け」、かなり気合いが入ってると思いませんか?
マフラーの無骨な感じのスリットとか、レッグシールドを廃したワイルドな外観、ロゴ部分のブラックカラー……まあ、わかる人には「CT110(ハンターカブ)に寄せてきたな」ってすぐにピンとくると思います。
ハンターカブについて詳しくはWikipediaでも見ていただくとして、カブ好きとしてはこいつが走っていると「おっ」と思ってしまいます。未だに綺麗に整備して現役で使ってる人は尊敬しますね。それも「カブ」ならではということかもしれませんが、正直古すぎてなかなか手に入りませんし、中古が出てきても高い!
そのハンターカブが、……ではないですが、それっぽい見た目の新車が20万ちょいで手に入るとなれば、今度の新型クロスカブに惹かれる人は多いのではないでしょうか。しかも中身は最新テクノロジー。まあ、スーパーカブベースですから本格オフロード仕様とは考えられませんけど、そこまで求める人はそういうバイクを買うでしょう。
僕は本来リトルカブのような「レトロな商業車」という感じのデザインが好みですが、新型クロスカブのデザインにはかなり魅力を感じました。「二輪免許を取って110のカブを買おう」ってなった際には、スーパーカブとこっちで相当悩むことになりそうです。
※以下、公式発表された写真を並べてみます。
うーん、欲しい。
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