国産回帰する新型スーパーカブはリトルカブの代わりになるのか?

欲しいもの
新型スパーカブ

※この記事はスーパーカブ50/110についての記事です。タイ生産で125ccの新型「スーパーカブC125」については別の記事で書いてます。
新型スーパーカブC125が9月に発売!ネオレトロな名車の予感

以前、「ホンダのリトルカブが欲しい理由と買わない理由」という記事を書きましたが、その後、リトルカブは正式に販売終了となることが発表されました。結構前の話で恐縮ですが。はっきり言って相当ショックです。今ならまだ定価で手に入れることができそうですが……。お財布事情が許さないですね。悲しいです。

まあ、僕のように「欲しい」「モノは良い」と言いながら購入に至らない人間が多いから、終売になってしまうという側面もあるんでしょう。このご時世、バイクはどれも厳しそうです。

さて一方で、最近東京モーターショーの噂や前情報が出てきまして、新型スーパーカブが発表されるのも確定的となりました。
発売は11月とのこと。
ビジュアルも公開され、「おっ」と思った人も多いのではないでしょうか?

かくいう僕も「これならば、リトルカブ亡き後に余裕ができたら購入を考えても良いのではないか?」とちょっと考えてしまいました。今回はその辺を書きたいと思います。

新型スーパーカブはどう変わるのか

デザインは従来のデザインに回帰する流れ、丸目も復活

バイク好きなみなさんからすると度し難いかもしれませんが、僕がカブに期待しているのは何よりもデザインです。

レトロでかわいく、堅実な実用デザイン。生産終了となってしまったリトルカブなどはまさにそういうデザインでしたが、現行モデルのスーパーカブはそこから逸脱していましたので、購入対象からは問答無用で除外していました。

……が、今回発表されたスーパーカブはどうでしょうか。
上の黄色いカブの写真が「50」の新型スーパーカブです。
中国生産になる前の、古き良きカブの面影を残したデザインになっていると思います。

ぱっと見の印象は「合格」です。
ライトもいわゆる「丸目」に戻っていて、親近感がわきますね。
ただしLEDライト採用で印象はすこし違うかも。

ざっくり見るとデザインは良さげなんですが、不安点もあります。

まだ写真でしか見れていませんので正確なことは言えませんが、全体の質感としてはかなりチープさを感じるんですよねえ。

また、よく見ると現行モデルのボディーを継承している部分も多く、それをベースに無理やり昔ながらのカブに寄せて行った経緯を想像することができます。
それが顕著なのがシートよりも後ろの部分です。

樹脂部分が増え、リアフェンダーはかなり幅広に見えます。現行型の、シート下から荷台の下まで平たく伸びた形状から設計を大きくいじることなく新型をこしらえるためにこういうデザインにしたと思うんですが、やはり少し野暮ったいですね。
結果としてメッキで目立つサスがフェンダーに食い込んでしまっていてこれも少し違和感。

さらに、これは販売店さんからの情報として、未確認ですが「リアフェンダーは樹脂製」という話も聞きました。僕はこれにもかなり落胆しました。古いカブの、無骨な金属のリアフェンダーが好きだからです。リトルカブもリアフェンダーは金属でかっこいいですよね。

デザインについては好みの領域なので感想レベルですが、ざとこんなところ。リトルカブと比べるとはっきり言って一段落ちますが、代わりとしては「アリ」かなというのが僕の印象です。

国産になる

新型スーパーカブは50、110ともに、中国生産ではなくリトルカブと同じ国内(熊本工場)生産に回帰します。
中国生産になってパーツの耐久性が落ちたという話が郵便屋さんから聞かれていたので、国産化することで品質が向上して「壊れないカブ」のブランドが復活してくれると、ファンとしては嬉しいです。

約4万円値上げされる

国産化のデメリットとして、やはり結構値上げされる模様です。
排気量50ccの「スーパーカブ50」は23万円程度、110ccの「スーパーカブ110」が27万円程度という情報が出回っていますね。

中国生産になった現行モデルでは先代よりも数千円値下げされて、海外生産の恩恵を受けられていました。
それが国産化されて、逆に大幅な値上げとなりそう。これは少し痛い。

「110ccのカブ」として、十分選択肢に入れられそう

デザイン的にカブの系譜を色濃く反映した新型スーパーカブ。

コストカットされた現行モデルのマイナーチェンジに近いモデルと推察され、なおかつ大幅な値上げ(4万円)が予定されていることから、お買い得なモデルではないと言えるでしょう。

50cc限定で考えると、この新型スーパーカブを手に入れるよりも、型落ちして安くなったリトルカブを見つけたり、状態の良い中古を探したほうが満足度は高いかもしれません。

しかし、以前の記事でも書いた、「リトルカブは50ccなので公道ではデメリットも多い」という点を、「新型スーパーカブ110」ならば解消してくれます。レトロな外観を取り戻した国産スーパーカブは、原付二種まで視野に入れるなら有力な選択肢となりうるでしょう。
もし、大幅なラインナップ変更がないうちに原付を購入する機会ができた場合、僕も二種の免許を取ってこの新型スーパーカブ110を最優先で検討すると思います。

ただクロスカブも国産化するとのことですので、この新型カブベースになるでしょう。こちらはまだデザインが公開されていませんが、完成度によっては考えても良いかなと思ってます。それに、新生リトルカブが出てくるなら、当然そっちとも比較しないとですね。

今後も情報を注視したいです。
それではまた。

コメント

  1. みやすけ より:

    110ccだと中国産パーツを日本組み立ての新型と
    日本産パーツを中国組み立ての旧型、悩みますね!